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[FUJI ROCK FESTIVAL'06]
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 かなりわかりにくい写真ですが、これが今回の僕にとってFUJI ROCK最後のライヴとなったGREEN STAGEのTHE STROKESの時の写真です。この後にもまだ 出演アーティストはいたんですが次の日には大阪で仕事が待っていた為、一緒に行ったメンバーにも涙をのんでもらい、タイムリミットギリギリまで楽しみ、後ろ髪 引かれまくりでなくなく苗場を後にしました。本っ気で帰りたくなくなりました。夢のような3日間から現実に引き戻される瞬間は、ほんとっ切なく寂しいものでした。  初めてのFUJI ROCK FESTIVAL、全体の感想は、まずなんといっても自由な空気感!の虜になりました。大自然の中で音楽に身を委ねれる心地よさ、これぞっ 音楽の祭典だなぁと思いました。やはり都市でのフェスよりせかせかしてないというか時間の流れがゆった~りに感じられ、それぞれが思い思いの方法でフェスを 楽しめるいう感じが好印象でした。(都市型フェスとの違いという点では音量のでかさにも大満足でしたね!)そしてフリーダムな雰囲気は柵の少なさやセキュリティ の少なさからも感じられました。ひとえにそれは観客の自主性であったりマナーに任せられているというか、単に、来た・観るというのではなく、参加し、みんなでより 楽しいものにしていくという雰囲気を感じました。係りの人とかにうるさく注意とかほとんどされないんですよ(常軌を逸してたら別でしょうけど) 、それが逆に自らの 意思での行動を助長するというか、例えば学生時代に親や先生に「勉強しろ勉強しろ」と言われるとなんだかしたくなくなったりしたけど、何も言われなければそれ はそれで不安だったりして自ら進んでやってみたりとかって経験ないですか?そんな感じっていうか・・・、THE BLUE HEARTSの曲に「ルール破ってもマナーは守る ぜ」って歌詞があったりするんですけど、ルールって誰かが勝手に決めて押し付けられるってとこもあったりするけどマナーは別に誰がどう決めたものでもなく自然 発生的にあるもの、ってニュアンスというか、ま、ちょっと話がそれた気もしますが、とにかくそんなことを思わせてくれるフェスでしたね~。  そして今回のFUJI ROCK FESTIVAL 僕にとってのベストパフォーマンスアクトは、違う写真でもチラッと触れましたが、やはり RED HOT CHILI PEPPERSでした! 僕は本当に最高のライヴを観て興奮しきってしまった時は実は後になると所々記憶がぼんやりとしていたり、はっきりしなかったりするとこがあります。例えば何の 曲をやったとか演奏した順番とか衣装はどんなだったとか、後で残念に思うことももちろんありますが、でもそれってそのライヴの瞬間瞬間にアドレナリンだか何だ かが分泌されすぎてエクスタシーの極みに達してしまっての結果だと思うんです。意識が飛んでしまう位のライヴ、それが今回のレッチリのライヴでした。よく覚えて いて印象的だったことは、ギターリストのジョンのコーラスワーク、歌が格段に レベルアップしていたこと(声帯が太く・強くなった感じというか、ソウルフルさが増した ように思いました)、そして更なる驚きは、ヴォーカルのアンソニーの歌までもがより上手くなって(という表現は適切かどうかわかりませんが)いたことです。 バンド 結成から20年以上経った今もなお、進化し続けることができるバンドは今も、そしてこの先もレッチリだけではないかと思います。凄いっ!の1言です! そして4人 から1つに織り成って繰り出されるグルーヴが聴く者全てを圧倒する感覚、これぞっバンドというものが持つケミストリー・エネルギー・パワーなんだなと改めて思いま した。これほど4者4様というか、それぞれの個性が際立ちながら1つになれるバンドというのもレッチリだけではないかと思います。若さによる勢いを持ったバンドは たくさんいますし今回のFUJIでもそういったバンド達をたくさん観れてパワーも感じました。が、バンドという形でしか出せない特別な何か、というのを強く感じたのは やはりレッチリが他の追随を未だ許さず、だと思いました。それはやはり色んな事を乗り越えてきた(度重なったメンバーチェンジ、メンバーの死、ドラッグ問題など など)からこそ生まれる「絆」の賜物ではないかと思います。非常に熱く述べてしまった感もありますが、とにかく、最高~~っ!!!だったということです。 まだレッチリのライヴを体感したことのない貴方は、是非次にやって来てくれるであろう単独公演で実感してみてください!  以上、全23枚にわたってお送りしてまいりました、僕SoCoにとって初めてのFUJI ROCK FESTIVALレポートでありました。 では、できれば来年、苗場でお会いしましょう~!!